きょうは、お父さんの報告からー(ベベフィーMLに掲載されたものです)
まるこぎ君←ニックネームです(6か月)あっという間におおきくなるね、早いね。 |
しんちゃお!
ここのところのベベフィML、
盛りだくさんでいろんな刺激を受けてますが、
まずはわかちゃん、てるちゃん、反応ありがとうございました。
てるちゃんのメールの中にあった、
「舌はのどから出た手(by岩田先生)」というのは
確かにそうだなって。
息子のまるこぎも産まれてすぐにまずは口(舌)で
乳首を探していたし、
つい最近もファミリーで、マイクを向けたら、
まず舐めようとしていました。
たまに指を舐められますが、舐め方がハンパない。
舌で探っているというのがはっきりわかります。
先週の木曜日は渋谷のヒッポ本部で行われた
ベベフィ(赤ちゃん研究会)&お絵かきプロジェクトへ。
雨にも関わらずたくさんの赤ちゃん連れの母子が集まっていました。
過去2回(10月、12月)は
参加者の中でまるこぎが最年少でしたが、
今回はさらに下の赤ちゃんが登場。
まるこぎは早くも少しお兄さんに。
今回はさらに下の赤ちゃんが登場。
まるこぎは早くも少しお兄さんに。
ベベフィは子供の月齢順に
親が子供の観察を通して発見したことを話していきますが
話を聞いていて思うのは、
話しているのは赤ちゃんの話だけど、
その赤ちゃんの振る舞いは、
大人にも、要は人間だれしもに起こり得ることだなと。
特にヒッポでは海外ホームステイなどのプログラムで
自分がその国のことばの赤ちゃんになる体験を
大人でもすることができる。
そんな体験と赤ちゃんの振る舞いというのは
重なる部分がたくさんあり、
本来は見ることはできない赤ちゃんの内側で
いったい何が起こっているのかを
身をもって体験することができます。
そして午後からはベベフィから派生した
「お絵かきプロジェクト」にも参加。
これは子どもの描いたお絵かきから、
こどもの成長をひも解いていくというプロジェクトですが、
ことものお絵かきも、こどものことばの成長とリンクしていて、
なおかつことばはなかなか記録できないけど、
お絵かきはその成長が可視化できることもあり、
その変化がよりわかりやすく見てとれる。
今回はある1人の男の子のお絵かきから
成長をひも解いていきましたが、
電車が大好きなその男の子は、
膨大な数の電車のお絵かきを繰り返し描いている。
最初ははっきりしなかった形が
徐々にくっきりと電車(機関車)だとわかる形になっていき
やがて細部にまでこだわってお絵かきするようになる。
かと思えば、ある日突然ものすごく手抜きのような絵になったり、
電車のパーツパーツを描くようになったり。
ことばの成長で起こりうることがそのお絵かき上でも起きている。
そしてこの子はずっと電車ばっかり描いていたけど、
いざ違うものを描くときには
その電車を描いていたときの技術が
そのまま他の絵にも反映されてくる。
それはまるで1つの言語だけをやっていても、
それがどの言語をも話せる土台になっているのと同じように。
そしてことばの成長やお絵かきの成長そのものも、
すべてが単独で存在しているわけではなくすべてつながっている。
つながっている中で、
ある子はしゃべることに、ある子は絵を描くことに、
またある子はものを工作することに・・・などなど、
その子にとって最も表現しやすい方法にその成長が顕著に表れる。
だから例えしゃべるのが苦手だったり遅かったりしても、
その子は何らかの方法で伝える術を持っているはず。
それを見つけてその環境を作ってあげることが
受け手、つまり親のやるべきことなんだろうなと。
ヒッポの場でいろんなメンバーの話を聴いていると、
そういう受けとめ方もあるんだなと、いつも発見させられる。
こうして育っていく「受けとめ力」が、
コミュニケーションをする上では大切なんだろうなぁ。