お母さんたちと『ホモピクトルムジカーリスムジカーリス』ーアートの進化史ー(岩田誠著 中山書店)を読み始めました。
岩田先生が「ヒッポの皆さんに向かって書いたのですよ〜!」と仰ったご本だったことを思い出しました。ーアートの進化史ーそういえば「芸術と科学」は今年のオープントラカレの大きなテーマではなかったかなぁと思います。
今回は、これを読みつつ、bebeブログでも紹介してみたいと思います。ぜひリアクションしていただけると嬉しいです。
まずは「二足歩行」
ホモ◯◯って「人類」ってことですが、人類=二足歩行とも言える?
立ち上がって、前肢と後肢が別々の役割をするのが人類で、チンパンジーなどは両方とも把握能力があるので、「手」と「足」は区別できないという、なるほど〜。
手が自由になったおかげで、いろんなことができるようになった〜、
二足歩行は、画期的な大変化だったのですね。
赤ちゃんが歩き始めるのは1歳過ぎだと思いますが、それまでの手足の動きは面白いですよね。特に初めの頃は手も足も区別がないような気がします。
赤ちゃんは先ずは、足の動きの方が活発で、まるで足が手のように動きます。
そして手が動き出すのは寝返りができたり、お座りができたりして体幹が鍛えられてから〜
3ヶ月過ぎてだったような気がします。
両手を合わせてパチパチできるようになるのは10ヶ月ごろ、かな。
さて、ハイハイがあるのは人間に特徴的なことだと岩田先生は言います。
どうしてヒトはハイハイするのか?わかっていないそうです。
そこに切り込んだのが、ヒッポの私たちです。
「赤ちゃんは生まれた時から歩いていると本人は思っているんですよ」
その一言に岩田先生はびっくりされたそうです。
「今から論文を書き直さなきゃ!」だったとか、
確かに、赤ちゃんのハイハイの足、特に親指は明らかに二足歩行の動きをしています。
もう一つ、バビンスキー反射
岩田先生が初めてヒッポにいらっしゃった時は爪楊枝を持って、
赤ちゃん、それも3ヶ月未満の赤ちゃんの足の裏を擽って、
足の親指が上の方に反り返る母趾の背屈反応)のを実験して見せてくださいました。
ところがハイハイをし始めるとこのバビンスキー反射が見受けられず逆に足の裏側に曲がる(底屈)。
詳しくは岩田先生のご本に譲りますが、
この3ヶ月までのバビンスキー反応は、赤ちゃんは生まれた時から「二足歩行」の能力を持って生まれてきているということの証明になるという。
ところが、生まれて3ヶ月くらいの間に、まるで全て忘れたようになって、もう一度、二足歩行の能力を改めて獲得するような行動様式をとるのではないか?(私の仮説です〜😀)これはまたこれから考えていくとして、
兎に角、赤ちゃんはもともと二足歩行をする能力を持って生まれてくると言えそうですね。
そして同じように…
どんな言語も話せる能力を持って生まれてきているのだ、と。
今日はお母さんからいただいた2つの動画をアップしたいと思います。
赤ちゃんの方法恐るべし!
こちらの赤ちゃんはわずか2ヶ月、完全に歩いているのがわかりますね。3人目の赤ちゃんでママはお風呂で大忙しです。首の座らない赤ちゃんを浮かせて置けるこんなグッズがあったなんて知りませんでした。水の中では重力が働かないおかげでこんな様子が見事にカメラに収められました。
(四男はさっさと抱っこして欲しかったと思うけど😁)
今日はここまで。お母さんたちの話は尽きません〜。
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