2019年5月30日木曜日

本部ベベフィー5月30日報告

Hola!
 爽やかな風が嬉しい5月のべべフィー報告です。



今日は、代表理事懇談会とコラボ企画、
『けんちちゃんだぁ~』こと言語交流研究所代表の鈴木堅史さんのお話を聞きました。

さて、今日のベベフィーは、月齢の小さい順ではなく、まずは、ベベフィー常連のオンマ達から話し始めました。

ゆきおくん(2歳半)の話はいつも笑ってしまいます。
福岡が実家と言う「ちーれい」の帰省の飛行機で。
今までは飛行機を怖がらなかったゆきおくんが、初めて怖がったそうです。
「降ります、降りたい、降りましょう~」咄嗟に「降りる」の活用形がすべて出てきたそうです。必死だったんだね~。でもこの頃、語尾が豊かになるのはみんな同じ。
トイレトレーニングと一緒に、
「おっしっこ出そう、出ます、出るかな?出るかも?…」
子どもたちのことばの成長にはいつも生き生きとした光景が重なりますね。

ボアのところのヤマトくん(1歳2か月)
ヤマトくん
ベベフィーでもしっかり歩いて、至るところを闊歩して逞しい。さずが3人目は自由です。二人のお姉ちゃんとお母さんとヒッポのみんなに育てられているのがわかります。
「いやいや~」って首を振る。Yesの時は何もしないで食べちゃうからYesってわかってるのかどうかは?ですが、お姉ちゃんの真似をぜんぶやったり、まだ言葉にはならないけれどなんでもわかっている姿に、お母さんは「うちの子天才!」

8月に第二子出産予定のウネちゃんとしゅんピー(2歳9か月)
転勤が決まって、今日が最後のベベフィーかな?
ウニちゃんのべべ話すごくおもしろかったのに残念。
今日は時制の話です。
しゅんピーは未来のことは全部「あした」だそうです。
昨日も「あした渋谷行く」と言って、今朝も「あした渋谷行く」だったから。
ンポーンってなると 一目散に行って、「あ、はい。あ、はい」。私がいつもそう言ってるんですね。「がいこつ~」の本もしゅんピーなりに歌ってくれるのですが、旦那さんによるとこれも私にそっくり。「さとうをたべてごらんよ~」音の波や切れ方が全く私だそうです。人に言われて気づくんですね。
しゅんピーは、「今何時なの?」と最近よく聞くそうです。それが、車のナンバー見ても「今何時なの?」と聞いてくるので、どうやら三桁~四桁の数字の羅列を見ると「今何時なの?」 がセットででてくるみたいです。
一瞬何のことかわからなかったのですが、なるほど~最近は時計もデジタルでしたか。

ウネちゃんは、ベベフィーについても話してくれました。
入会して間もなく、渋谷のベベフィーに参加したことで「ことば」を楽しむ心を育んでもらったよう。息子の言葉の成長を楽しみ、子育ても積極的にできた。第二子も今から楽しみだそうです。
しゅんピーとウネちゃん
印象的だったのは、「しゅんピーの子育ては、感動の連続でした~」
もっともっと驚き感動してねはベベフィーのテーマです。

また近いうちに会おうね!

先輩ママのお話が続く中、これまた印象的だったのがまゆうの話。
赤ちゃんが涙を流しながら泣くのはいつからでしたか?
この話はまた深いと思うので…改めて書いてみましょうね。

今日のメイン、それに続くケンシさんの話は、
チョムスキーのUG(Universal Grammar)の話でした。
赤ちゃんはみなこのUGを生得的に持っています。
さらにさかっちゃんの言う「ことばの普遍的な基礎構造」を丁寧に説明してくれました。
その中で、酒井先生やチョムスキーの言うところの「言語は後から獲得してできるものではなく、すでにその99%を持っているのだ」ということの意味についてもまた丁寧に話してくれました。
多言語の多様な波に浸る(マナイマ~)の環境がいかに大切で、豊かなのかということを改めてみんなで確認することもできたように思います。

多言語の研究はまだまだ新しく、今日初めて来てくれたお母さんも周りに「小さい時からそんなたくさんのことばを聞かせたら混乱するのではないか?」と心配されましたと。
でも、最近の酒井先生&MIT&ヒッポの共同研究は、確実に多言語の活動が理にかなっていて、「人間のような」活動であることを立証してくれています。2年後、その発表が待ち遠しいですね。

最後はマリンシャさんから、メキシコのヒッポの報告と本の紹介


 来月のベベフィーは6月27日(木)10:30~13:30 ヒッポ本部です。


1 件のコメント:

  1. 初めまして。
    今後のスケジュールを知りたいです。
    次のブログ更新を待っています。

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