2012年10月19日金曜日

しゅうま君4歳半のお絵かき、国旗いろいろ

18日のベベフィーで感動したのが、しゅうま君(4歳半)の国旗の絵

まずは、しゅうま君のばあば(?)あんぷくちゃんが書いたコメントから・・・

 

 (ベベフィーMLから抜粋byあんぷくちゃん)
 
実はカッチーの息子のしゅうま(4歳)の国旗の絵がすごく面白くて…。
彼は3月に全く描こうとしなかった絵を突然描き始めたと思ったら、
ふつう1年くらいかけてたどるプロセスを2週間くらいで駆け抜けた経歴があります。
 
そして国旗の絵本が大好きになったしゅうま。
彼にとっての国はファミリーや身近なヒッポのメンバーが出かけていった国、
なぎちゃんやえなぴーが行った韓国、佳奈ちゃんが行ったタイ、
ずーほやみーたんのア メリカ、etc.
 
そして出発の時に渡すお手紙は折り紙に書いた国旗の絵。
私もフランス交流に行くときにもらいました。
確かにたどたどしい絵ではあるのですが、 でも、その絵を一目見れば、どの国のものなのか誰にでもわかります。
らしさと全体がしっかりあるんです。
色づかいも間違わない。
韓国の国旗はそのプロセスも母カッチーが残してくれていますが、
最初の絵からどれも完璧!と言いたくなります。
しゅうまは絵本を見ながら、国旗の絵を描いたことはないそうです。
 
見ながら写すのではなくて、
何度も見つめてしっかり自分の頭に焼き付けられた映像を描いている。
 
岩田先生がおっしゃっていた、見ながらまねはできなくても、
自分の頭の中にあるイメージは描ける障害のお話と重なると思いました。
 
しゅうまの絵のプロセスを見ていると、人間の認識、inputとoutput、
大事な大きな幹の部分が見えてくる気がします。
 
メタ活で、CDをかけながらまねしているだけでは、
なかなか一人では言えるようになら ない、
でも、時々CDを止めて、
生メタで自分の中にある音を引っ張り出すことをやると、
初めはぽつぽつだったのが少しずつつながって言えるようになりますよね。
 
トラカレのDNAの冒険本で人間が肉を食べたからといって、
そのまま皮膚に肉が張り付いたりはしない…という話も浮かんできます。
 
見たもの、聞いたもの、食べたもの…
違う行為だけど、大きなプロセスは同じだなあ、なんて思います。
inputしたものを脳や胃でバラバラに分解して、再構築してoutputする。
ことばにサルまねは存在しない。
赤ちゃんのまねっこは常に創造行為…。
頭の中をいろいろ、ぐるぐる回っています。
ああ、みんなと話してみたかった…。
次回のお絵かきプロジェクトにはカッチーと参加できたらいいな。
今日の様子、後カルタを楽しみにしています。
では、そのしゅうま君の国旗シリーズ、これはどこの国に国旗かわかるかな?
 




そう! アメリカ。じぁあ、これはどうかな?


 







 

そうで~す!韓国。すごいね!私たちもわかるんだよね。
驚いたのは、なが~い絵本を見て、
頭の中に絵のイメージをぐっとため込んでいる時があって、
そして描き始めるとあっという間、普通は2年くらいかかることを
あんぷくちゃんによると半年で駆け抜けて、
というか、しゅうま君はお絵かき時代に突入するのがあまりにも遅かったから…
遅かったからこそ、こんな面白い絵を描いてくれるんですね。
 
まるで、しゅうま君の頭に中をのぞき見ているようです。
 
描く時は絵本を見て描くことはないそうですよ。
一気に好きなように描いてしまう。
気持ちよさそうですよね。
まるでほとばしるように描いてますね。
 
私たちがCDを聞いて、
その音を真似する時、CDをかけながら真似するのもいいけど、
きっと子どもたちの世界って、
きっとこんなふうに自由に、
受け身じゃなくて、まるで自分でつくりだしているように、真似っこしてるんだ!
こんな絵の数々のように、
音も真似っこしてみたい~!って思いました。
次は、しゅうま君のママの話もここにUPしちゃいますね。

かっちー@横浜南です。

先週のお絵かきプロジェクトの日に
あんぷくちゃんがしゅうま(4歳)のお絵かきのことをupしてくれました。
母である私が何て書いていいか考えているうちにさっさとあんぷくちゃんが書いてくれたので、私からは少し追記です。
 
<長いinput時期>
・しゅうまが国旗の本を気に入ったのが去年の11月。
ほぼ毎日国旗の本を眺めては私に国名を尋ね、
どんどん覚えていく(まだ平仮名が読めないのでどこの国か聞いては覚えていく)
 
・サッカーの国際試合やオリンピックのテレビ中継を見て、
そこに出てくる国旗と国名をどんどん覚える
 
<output>
・国旗を覚え始めて約半年後、
あまりお絵かきをしないしゅうまが、突如日本の国旗を書いた!
(白い紙に書いたその国旗を見ると白い部分も白のクレヨンで塗っていた)
 
・いろんな国旗を書くようになった。
お絵かきはいつも国旗。何か見ながら書くのではなく、
頭の中にあるイメージを吐き出している感じ。
現物をみると分かるが、はっきりいってあまり上手ではないが、
「らしさ」「全体をつかんでいる」様子はよく伝わる絵です。
 
・「フランス」と言いながら書いた絵、
「赤・白・青」の三色は順番もあっているけど、
三色を横に書いていた(本物と90度ずれている)。
この90度ずれて書くパターンがたまにある。
 
・まだ文字が書けないしゅうまは、
国旗を書くことで自分の気持ちを表現する。
 
夏に交流に行くメンバーに応援メッセージのつもりで、
その人が行く国の国旗を折り紙に書いて渡したり、
インドネシアの人を受け入れしたときはインドネシアの国旗をたくさん書いて渡してました。
 
しゅうまができる最大限の表現方法を出し切っている感じがします
一般的に言ってあまり上手ではないけど、
しゅうまが書いた韓国の国旗を見た人、そのほとんどが「韓国の国旗」と分かってくれました。
全体をつかんで、全体を表現すると伝わるのかな?
その、現物のお絵かきは明日(18日)の本部ベベフィにあんぷくちゃんが持って行きます。
残念ながら私は欠席しますが、描いた国旗を見たみんなの意見を聞きたいです。
 
フランスの国旗なんだけど、見にくいね、わかるかな?


 
 
 
さて、みなさんも感想をお待ちしています。

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