2024年9月19日木曜日

2024年9月17日(火)音声べべフィ後カルタ


おらー。残暑厳しいですが、みなさんいかがお過ごしですか?

今日は夏休みを越えて2ヶ月ぶりに音声べべフィがありました。

オンラインリアルともに、0歳代のベベから2歳のベベが集まってくれてヘンカイシン!


今日はべべっていつから笑い声を出すの?に始まり、オンラインの向こうのママたちにもちょっとした実験をお願いしたり、しました笑


どんな実験かと言うと、赤ちゃんをゴロンさせて、オーバーアクションで「ばー!」と高めの声で言う、ですw

結果は、3ヶ月初めの赤ちゃんは反応なし、5ヶ月だと声を出して喜ぶ、でした!

今5歳の子が、3ヶ月の終わりから4ヶ月くらいの頃は、時差があってから、「あ〜!」みたいな(文字ではうまく表せないのですが)明らかに喜んでいる引き声みたいの出していたことも考えると、そのくらいから反応が出るのかな?


そして、こちょこちょをくすぐったく感じるのはいつからか?という話にもなりました。ママたちによると、5〜6ヶ月で、時差がありつつ反応するようになる。

5-6か月くらいから、くすぐったいと感じる感覚が生まれるのかな?



ぱちぱちはどうやってできていくのか?でも盛り上がりました。

最初は手をぶらぶらしていたところから偶然掌が合って、え?なにこれ?というところから始まるのかな?8ヶ月のべべは、肩甲骨を後ろに引き寄せるくらい両腕を開いてパチパチするそうです。


これから赤ちゃんを産むママたち、新生児のママたちにはぜひ、

あかちゃんがいつから声を出して笑うのか?

いつからこちょこちょに反応するのか?、実験してみてほしいです。

そしてパチパチの瞬間も、目撃できると良いですね!(我が子は3人とも見逃しました笑)


その他、べべたちの独り言、物語の話も出ました。

1歳手前のベベは、前から独りごとみたいな声を出してはいたけど、長く話すように。

そして、2歳6ヶ月のベベの独り言は、アンパンマンとバイキンマンがピザを食べる話を中心に、ねんねしに行ったりオムツ替えてあげたり・・などあちこちに話は飛ぶんだけど、結局ピザの話に戻る。

4歳7ヶ月になると、(親から見たら)架空の登場人物の設定をして、物語がどんどん展開していく、けど毎回同じ登場人物が出てくる、など

子どもの独り言って大きくなっても基本、やってることは変わらないのかな?

成長に伴っていつの間にか自分の創造した物語を語るのはなくなっていくわけで、このベベたちの豊かな世界を垣間見れるのは有限なんですよね。子育て中のママたちには、子どもたちの豊かな世界をたくさん味わっておもしろがってほしいです。


最後にみんながビックリしたのが、1歳手前のべべ、中学生のお兄ちゃんがいる環境のおかげで?1歳前にしてペンを持ち教科書に向かっている!動画をママが見せてくれたのですが、ペン回しっぽいこともしてて、一同どよめきました笑

お箸もすぐに使えるようになってしまうかも?環境にあるものは、なんでも取り込めてしまうべべの可能性に本当にびっくりしました。




月に一度、ベベたちと会って振る舞いを観察できるのは、子が大きくなったオンマたちの栄養になっています~。みなさん、ぜひ渋谷本部まで足を伸ばしてくださいね♪


2024年6月28日金曜日

 お久しぶりです。


蒸し暑い日が続きますね!

久しぶりの投稿です。


ヒッポを始めたばかりの頃、赤ちゃんとことばの不思議って、小さい赤ちゃんのフィールドなのかな?って思ってたのですが、ファミリーの2歳児〜うちの末っ子5歳4ヶ月の息子もいまだにおもしろいことがいっぱい!


子どもたちのいいまつがいシリーズを紹介します♪

*2歳10ヶ月

ヘルメット→ヘメレット

とうもろこし→とうもころし


*3歳10ヶ月

おつきさま→おすしさま

チーズバーガー→チーズガーバー


*5歳0ヶ月

・ぜにとんで 銭天堂

zenitonde     zenitendo 



いいまつがいのおもしろいところは、外側から見ると一見、間違っているようで間違っていない。ちゃんと規則性があってのいいまつがい。

いつのまにか全部言えるようになっちゃうんだけど、このプロセスが愛おしいなあ〜と思います。


あと、ことばってあるものじゃない、創っていくもの、って思った出来事があったのですが、うちの末っ子5歳が、あるどしゃぶりのひどい雨の日に、「こんなに雨降ったらスイメツするんじゃない?」と。

水没?絶滅?かなとも思うけど、スイメツ、の方がぴったりくる感じ!

近年ゲリラ豪雨が多いし、そのうち、「スイメツ」も一般に認知されるかも?なんて思ったのでした。


こんなふうにちょっとしたことも、おもしろがって見てみると、

子どもたちとの日常がちょっと鮮やかになったり、子どもたちってすごいなって改めてリスペクトできたり。


毎月1回、ヒッポの渋谷本部では「赤ちゃんとことばの不思議」が開催されてます。オンライン併用ですが、ぜひリアルの場所に足を運んで、ワイワイお喋りしませんか?

みなさんのご参加お待ちしていまーす。




2022年6月22日水曜日

二足歩行 

 お母さんたちと『ホモピクトルムジカーリスムジカーリス』ーアートの進化史ー(岩田誠著 中山書店)を読み始めました。

岩田先生が「ヒッポの皆さんに向かって書いたのですよ〜!」と仰ったご本だったことを思い出しました。ーアートの進化史ーそういえば「芸術と科学」は今年のオープントラカレの大きなテーマではなかったかなぁと思います。

今回は、これを読みつつ、bebeブログでも紹介してみたいと思います。ぜひリアクションしていただけると嬉しいです。

まずは「二足歩行」

ホモ◯◯って「人類」ってことですが、人類=二足歩行とも言える?
立ち上がって、前肢と後肢が別々の役割をするのが人類で、チンパンジーなどは両方とも把握能力があるので、「手」と「足」は区別できないという、なるほど〜。

手が自由になったおかげで、いろんなことができるようになった〜、
二足歩行は、画期的な大変化だったのですね。


赤ちゃんが歩き始めるのは1歳過ぎだと思いますが、それまでの手足の動きは面白いですよね。特に初めの頃は手も足も区別がないような気がします。


赤ちゃんは先ずは、足の動きの方が活発で、まるで足が手のように動きます。
そして手が動き出すのは寝返りができたり、お座りができたりして体幹が鍛えられてから〜
3ヶ月過ぎてだったような気がします。

両手を合わせてパチパチできるようになるのは10ヶ月ごろ、かな。

さて、ハイハイがあるのは人間に特徴的なことだと岩田先生は言います。
どうしてヒトはハイハイするのか?わかっていないそうです。


そこに切り込んだのが、ヒッポの私たちです。
「赤ちゃんは生まれた時から歩いていると本人は思っているんですよ」
その一言に岩田先生はびっくりされたそうです。
「今から論文を書き直さなきゃ!」だったとか、

確かに、赤ちゃんのハイハイの足、特に親指は明らかに二足歩行の動きをしています。

もう一つ、バビンスキー反射

岩田先生が初めてヒッポにいらっしゃった時は爪楊枝を持って、
赤ちゃん、それも3ヶ月未満の赤ちゃんの足の裏を擽って、
足の親指が上の方に反り返る母趾の背屈反応)のを実験して見せてくださいました。

ところがハイハイをし始めるとこのバビンスキー反射が見受けられず逆に足の裏側に曲がる(底屈)。

詳しくは岩田先生のご本に譲りますが、
この3ヶ月までのバビンスキー反応は、赤ちゃんは生まれた時から「二足歩行」の能力を持って生まれてきているということの証明になるという。

ところが、生まれて3ヶ月くらいの間に、まるで全て忘れたようになって、もう一度、二足歩行の能力を改めて獲得するような行動様式をとるのではないか?(私の仮説です〜😀)これはまたこれから考えていくとして、
兎に角、赤ちゃんはもともと二足歩行をする能力を持って生まれてくると言えそうですね。

そして同じように…
どんな言語も話せる能力を持って生まれてきているのだ、と。


今日はお母さんからいただいた2つの動画をアップしたいと思います。



一つ目は、5ヶ月の赤ちゃんです。お母さんがお仕事で、脊髄などを損傷した人のリハビリをしている方なので、お母さん曰く、「会社の参考資料用に撮影。大人みたいに身体を起こして、背中を外らせるような持ち方をして、左右の身体を移動します。足から体重がなくなった瞬間にステッピングするのが面白いな〜って」だそうです。さらに、そのお母さんは、損傷した人も赤ちゃんに戻って一つひとつやり直していく方法が一番回復していくと言っていました。
赤ちゃんの方法恐るべし!



こちらの赤ちゃんはわずか2ヶ月、完全に歩いているのがわかりますね。3人目の赤ちゃんでママはお風呂で大忙しです。首の座らない赤ちゃんを浮かせて置けるこんなグッズがあったなんて知りませんでした。水の中では重力が働かないおかげでこんな様子が見事にカメラに収められました。

さらに
べべフィーのお母さんたちは面白い!

二足歩行のラインのやりとりから…こんな話が…

私もちょうど一昨日、
たくさん遊んだ帰り道に、3歳の四男が歩きながら眠くてフラフラだしたんだけど、
私荷物いっぱいで抱っこムリ!と思ってそのまま手をひいて歩いてたら、四男そのまま数分頭グラグラしてほぼ閉眼したままほぼ一定のスピードで歩き続けてて😆
『ほんとに歩行って脊髄中枢の自動制御なんだー』と一人で感心しました(歩く)
(四男はさっさと抱っこして欲しかったと思うけど😁)
今日のべべフィーも楽しかったです、グラシアスー❤️

今日はここまで。お母さんたちの話は尽きません〜。

2021年7月9日金曜日

久しぶりの投稿です!赤ちゃんの産声を考える。


ずっと更新していなかったべべブログですが、お休みしていたわけではなく、実はこのコロナ禍で全国のべべ仲間と繋がって、おしゃべりにも拍車がかかっています。
今日7月7日(2021年)のべべ音声は、下町地域のほやほやメンバーのSamaが、自分のべべの産声と1時間後の泣き声の音声を聞かせてくれました。
聞きながら『産声』についてみんなでワイワイがやがや。

産声

産声は「吸っている」のか「吐いているのか」
多分「吐いている」
吸っている時も泣き、吐いている時も泣いている、息が苦しそう…
赤ちゃんはおっぱい飲んでる時もちゃんと鼻呼吸しているから大丈夫、それが口呼吸になるのには6ヶ月くらいかかるんだって!
赤ちゃんがこの世に出て最初に自分が為すのが「泣く=産声」その瞬間に第一呼吸(肺呼吸)が始まるのだけれど、そのメカニズムはまだ謎のままだそうです。

泣き声とともに、口も開いて、吐いて〜吸って〜口呼吸のリズムが刻まれていく。
心臓の音にも呼応しているのかな?お母さんの声にも呼応しているのかな?
とにかく、生まれて1時間後の赤ちゃんの泣き声には明らかに違いがあります。リズムが刻まれている。そのリズムは自分の力で呼吸している、意志の強さが感じられます。

1時間後の泣き声


私が一番気に入ってるこれぞまさに「赤ちゃん」!
口や顎の様子、舌の動きなど、毎日記録してくれるママ。



 そして、産声特集ができるくらい、べべフィーママたちから、動画や音声が集まってきました〜
赤ちゃんの声はいつでも世界の関心の中心になるような力を持っている(山極寿一)








2019年5月30日木曜日

本部ベベフィー5月30日報告

Hola!
 爽やかな風が嬉しい5月のべべフィー報告です。



今日は、代表理事懇談会とコラボ企画、
『けんちちゃんだぁ~』こと言語交流研究所代表の鈴木堅史さんのお話を聞きました。

さて、今日のベベフィーは、月齢の小さい順ではなく、まずは、ベベフィー常連のオンマ達から話し始めました。

ゆきおくん(2歳半)の話はいつも笑ってしまいます。
福岡が実家と言う「ちーれい」の帰省の飛行機で。
今までは飛行機を怖がらなかったゆきおくんが、初めて怖がったそうです。
「降ります、降りたい、降りましょう~」咄嗟に「降りる」の活用形がすべて出てきたそうです。必死だったんだね~。でもこの頃、語尾が豊かになるのはみんな同じ。
トイレトレーニングと一緒に、
「おっしっこ出そう、出ます、出るかな?出るかも?…」
子どもたちのことばの成長にはいつも生き生きとした光景が重なりますね。

ボアのところのヤマトくん(1歳2か月)
ヤマトくん
ベベフィーでもしっかり歩いて、至るところを闊歩して逞しい。さずが3人目は自由です。二人のお姉ちゃんとお母さんとヒッポのみんなに育てられているのがわかります。
「いやいや~」って首を振る。Yesの時は何もしないで食べちゃうからYesってわかってるのかどうかは?ですが、お姉ちゃんの真似をぜんぶやったり、まだ言葉にはならないけれどなんでもわかっている姿に、お母さんは「うちの子天才!」

8月に第二子出産予定のウネちゃんとしゅんピー(2歳9か月)
転勤が決まって、今日が最後のベベフィーかな?
ウニちゃんのべべ話すごくおもしろかったのに残念。
今日は時制の話です。
しゅんピーは未来のことは全部「あした」だそうです。
昨日も「あした渋谷行く」と言って、今朝も「あした渋谷行く」だったから。
ンポーンってなると 一目散に行って、「あ、はい。あ、はい」。私がいつもそう言ってるんですね。「がいこつ~」の本もしゅんピーなりに歌ってくれるのですが、旦那さんによるとこれも私にそっくり。「さとうをたべてごらんよ~」音の波や切れ方が全く私だそうです。人に言われて気づくんですね。
しゅんピーは、「今何時なの?」と最近よく聞くそうです。それが、車のナンバー見ても「今何時なの?」と聞いてくるので、どうやら三桁~四桁の数字の羅列を見ると「今何時なの?」 がセットででてくるみたいです。
一瞬何のことかわからなかったのですが、なるほど~最近は時計もデジタルでしたか。

ウネちゃんは、ベベフィーについても話してくれました。
入会して間もなく、渋谷のベベフィーに参加したことで「ことば」を楽しむ心を育んでもらったよう。息子の言葉の成長を楽しみ、子育ても積極的にできた。第二子も今から楽しみだそうです。
しゅんピーとウネちゃん
印象的だったのは、「しゅんピーの子育ては、感動の連続でした~」
もっともっと驚き感動してねはベベフィーのテーマです。

また近いうちに会おうね!

先輩ママのお話が続く中、これまた印象的だったのがまゆうの話。
赤ちゃんが涙を流しながら泣くのはいつからでしたか?
この話はまた深いと思うので…改めて書いてみましょうね。

今日のメイン、それに続くケンシさんの話は、
チョムスキーのUG(Universal Grammar)の話でした。
赤ちゃんはみなこのUGを生得的に持っています。
さらにさかっちゃんの言う「ことばの普遍的な基礎構造」を丁寧に説明してくれました。
その中で、酒井先生やチョムスキーの言うところの「言語は後から獲得してできるものではなく、すでにその99%を持っているのだ」ということの意味についてもまた丁寧に話してくれました。
多言語の多様な波に浸る(マナイマ~)の環境がいかに大切で、豊かなのかということを改めてみんなで確認することもできたように思います。

多言語の研究はまだまだ新しく、今日初めて来てくれたお母さんも周りに「小さい時からそんなたくさんのことばを聞かせたら混乱するのではないか?」と心配されましたと。
でも、最近の酒井先生&MIT&ヒッポの共同研究は、確実に多言語の活動が理にかなっていて、「人間のような」活動であることを立証してくれています。2年後、その発表が待ち遠しいですね。

最後はマリンシャさんから、メキシコのヒッポの報告と本の紹介


 来月のベベフィーは6月27日(木)10:30~13:30 ヒッポ本部です。


2019年4月24日水曜日

本部ベベフィー報告 2019年4月23日


初夏の訪れを感じる気持ち爽やかな一日、本部でベベフィーがありました。
これからお出かけが楽しくなりますね、ぜひ皆さんヒッポの集まりにお出かけください。

SADAもカバジンメタ活with Joy 中国語と英語のカバジンもとっても楽しかったです。
さて…
まずは、4世代ヒッポという嬉しいショットから。すみれちゃん、なつめちゃん、ノエちゃん、そしてミナミちゃん、withわかちゃん、素敵ですね。

では、今日も月齢の小さい順にママたちのこの一か月の気づきを話してもらいます。

 9か月いずみ君のママふわっちから…

拍手や万歳をやるようになりました~
3月に韓国家族交流参加したのですが、その時は「オンマ」と「アッパ」ってすごく言ってたのですが、今は「バーバー」主流です。
口に何でも入れるようになって、「ぶ~」っていうのも大好きです!

ふわっちの上の男の子3歳3か月のお兄ちゃんの歌の話が面白かったです。
やっぱり!歌の始まりは、替え歌からはじまるところがすごいな~と思います。
「しまじろうがイモリ助けた~🎵」
勝手に歌詞を作って、自分の大好きな歌のメロディで歌うのです。
そして繰り返し、繰り返し。
歌だけでなく、お話も同じ、絵に合わせてかってにお話をつくるそうです。
すごい「想像力」ですね。
この力が歌えるようになる、ってことなのでしょう。

数はわかる3つまではちゃんとできるけど3個までだそうです、これから見逃さないで!
そんな3歳児の世界、身体の中では大きな変化がおこっているみたい。
ママの実家の犬が死んじゃったら、死ぬって何?って聞かれて、会えないってことだよって言ったら、病気って何?年取るって何?ママはどう答えたらいいかわからない質問攻めだそうです。

ミーニャ11か月は…
 
好奇心が半端ない。
この時期ハイハイ最盛期。同時に掴んでは舐めて出すも最盛期。
目標物がはっきりしていて、隅っこにどんどん入っていく。あきらめない。
カバンの中からクレジットカードを出してこまる~。
11か月、こちらが言ってることはけっこうわかってる気がします。
お風呂の中でしか言ったことがない「アヒル」「アヒルは?」と聞くとちゃんとそっちを見たりするんです。
主張があるし、きっと私にいっぱい話しかけてるんでしょうが、母がわからないんです。

ヒッポ2世代のサリーちゃん…

いよいよ仕事復帰、最後のベベフィーで寂しいな。
やっぱりサリーちゃんの発見は鋭くて、みんなハッとさせられます。
あやめちゃんも11か月になりました。

10か月になった時に指さしができるようになりました。
上に行きたい!って感じで指をさします。

授乳しようとすると、もうおっぱいだとわかっているみたいで、
「はっはっはっはっ」
それが、10か月ごろになると
「マンマンマンマン」
この「あ」と「お」が私たちが出す「あ」と「お」に近い感じがしました。

智慧がついてきたみたい、おこったらウソ泣きをしたり、ずる賢い 人間を感じます~。

おにいちゃんのゆうきくん、35か月の話も…
「かーもんべーびぃアメリカ🎵」が大好きで、歌うのですが、
音だけでなく、音にならないところが実はすご~く大事なんじゃないかって歌い方をするんです。←それぜひ音声撮って欲しいです。

3歳から4歳までの時間の概念の変化も面白い。
ゆうきくんの言う「日曜日」は、過去も未来も「日曜日」。どうやら続いてない時はこう言うのかな?

時間の見つけ方もこれからもっとわかりたいところです。

まゆう、第3子お誕生おめでとう! 2か月とわくんを連れてベベフィー復活です。
残念ながら産声は撮れず。
最近なぜかくちから泡がぶくぶく、どうしてかな?

さて、ママが感じた一週間ずつの変化は?

5週おはよ~おはよ~ 
6週目くらいから声をだす  はう~とかあっく  笑い始めた 
7週目イビキがすごい加湿器がこわれたみたい 音がすごい
7週目眠い時手が目にいく めをこする  
出す音のバリエーションが増えて 口をみている 
8週目 偶然指が口にはいった  こぶしを口に入れる 
先輩べべママに倣って、「お風呂入ったね~おふろ~おふろ~おふろ~」繰り返し言っていたら、まねて「おふろ~」と言った!
とわくん、2か月です!
さすが3人目のべべママですね。

お姉ちゃんのおんちゃん(33か月)も今日本語炸裂中、それだけに間違いも面白い!

なぜかイチゴとリンゴを間違える(そういえば、最後の音が”ゴ”だね) 
神様こんにちは行こう!  必ず、かみさま⇔かめさま
じゃむおみさん  本部→コンブ  ABCの歌も 「えのののぴー」って歌う
ハットリくんが好きで「ござる」って何?「ござる」ってところを取り出すのがすごいね~とお母さんのまゆぅの言。

さらにさらに詩的な表現も…おんちゃんすごい!
「おんちゃんご飯粒ついてるね」「お洋服がお腹すいてるからご飯あげたの」。
グミを棚に置いたら、「グミさんまた明日まおちゃんのお口に来てね!」
レンコンのこと、 「ママあのさ、今日こうやってくるやつはいっていたよね~」
「プリキュアのおもちゃだして~」「プリキュア?」ルービックキューブのことだった。
ニュースで「サカキバラさん」って音が聞こえてきたら、「ママー、榊原さんだって!」  音がはいってるんだ
ドラえもんとスヌーピーも間違える。ドラえもんのパジャマは、スヌーピーのパジャマんこと。どうやらこのふたつはセットでしまい込まれているみたいです。

楽しい時間が延々と続いていきました。
お母さん達から、子どもたちの面白いエピソードがたくさん語られていきました。
カモンBabyアメリカ🎵の歌のバリエーションは、3歳児のお母さん達から続々と出てきて面白かったです。

今日は、サリーちゃんのお母さんが、韓国からお友達を誘ってきてくれました。
8年前日本に来たときは全く日本語がわからなかった、もう一人、一緒に来た韓国のお友達が既に話していたのとは違っていたのですが、あっという間にみんなの中でどんどんことばを獲得していったそうです。
そのせいか、日本語の音が本当にきれいでした。
先日、酒井先生の話を聞いていたおかげか、その文法構造も透けて見えるくらい、とっても自然なことばの並び方に、改めて『ことばは教えないほうがいい』と思いました。

次回ベベフィーは5月30日(木)10:30~13:00。
久しぶりにべべ音声も5月14日(火)11:00~15:00 ありま~す!

2019年3月22日金曜日

2019年3月本部ベベフィー報告


3月のベベフィーはすごい人数でした。
小学校の卒業式が終わったこっちゃんも来てくれて、べビーシッターをしてくれたり、ひっぽのCDを歌ってくれたり、大活躍でした。
さて、この日のベベフィーで楽しかったのは
5か月、6か月、7か月、8か月、10か月、
1歳未満の一か月違いのべべたちがその変化を話してくれたこと、
ヒッポのThe second generationのママたちがたくさん参加してくれていたことです。
時代は変わりつつあります~!
それでは、報告いきます。
この日のベベフィーの様子(寝っ転がってるのは?まるこぎ君かな?)

○2005YLでフランスに行ったママ(ヒッポ第2世代)
7ヵ月半のやっちゃんは、最近やけに甲高い声を出します。
先輩ママから「体の変化何かある?」の質問に「寝返りできるようになりました!」
「寝返りするとみんな高い声がでるようになるんだよね~」「そ~なんだ!」
先輩ママたちが見つけた法則のひとつです。
確かに寝返りするとのどの奥が開くような感じがしませんか。
調音が高いところにくるような、そんな気がします。

○そんなやっちゃんも1か月前、高い声を出す前は、
どうやらくちびるで「ぶ~」唇音を盛んに出していました。
6か月のべべたちはどうかな?「同じ!」「同じ!」とお母さん達の声
月齢が低いほどどの子もみんな同じようなことがおこっているんですね
「同じ」「同じ」の声が面白い!

○育児休暇中をヒッポでめちゃくちゃ楽しんでいるふわっち
明後日には、8か月と3歳の男の子を連れて韓国交流に参加します!
みんなから、行く前と帰ってきてからの音声を録音してね。
そのいずみくん8か月は大波でいっぱいしゃべっているようです。
お兄ちゃんのむっきー3歳もお母さんの真似っこして「さすが!」がお気に入りらしい。それをうま~く使って、「さすがベーコン!」って言ったんだって!
「最高においしい!」ってことだよね。伝わってきます。

Second Genarationのお母さんたちパート1
○こちらもヒッポ2世代のサリーちゃん
10か月あやめちゃんと3歳10か月のたっちのお母さんです。
あやめちゃんの声がどんどん日本語っぽくなってきたそうです。母音の使い方とか語尾に特徴がでてきたみたい。お兄ちゃんの「たっち」が「たっち~バイバイ」というとそれも真似っこしているみたいだそうです。
お兄ちゃんのたっちは、3歳10か月で最近は数字がお気に入り。
たっちのマンションは5階の514号室、自分の番号は514、隣は513、ゆうきくんは○○○どうやら3桁が好きみたい。数字の概念はまだわからないけれど、ちゃんと言えちゃうところがすごい!とお母さん。音では間違えないそうです。

そのサリーちゃんが、たっちを見ながら子どもたちがいろんなことを『多面的にわかっていく』と言ってくれました。その子ども達のわかり方が大人とちょっと違う。
部分の積み重ねではなく、いろんなところでいろんな場面で身体全体でわかっていく姿がすごい!と言うのに私も感動しました。
サリーちゃんのお母さんのリンコロさん(たっちのおばあちゃん)長~くヒッポのフェロウをされていた方ですが、
やっぱり孫のたっち3歳の世の中がわっかっていく毎日が驚きと感動があると言ってくれました。そして、ことばは愛されるためにあるんだと。それは、サリーちゃんの家族がきっと愛情豊かなのだろうと思います。温かい気持ちをいただきました。

○11か月ここちゃんのママくみらんさんは、
ちょっとユニークなママさんで、シェアハウスに住みながら世界中を子連れで旅しています。
ここちゃんは、おっぱい欲しい時 「アジェ、アジェ」と音も固定してきたそうです。
「お菓子~」指さしも始まって、これが欲しいという欲求も強くなってきた。
「ご飯食べる?」と聞くと手を合わせたり、名前をよぶと「は~い!」。
くみらんが、「指の3本は脳みそ」とモンテッソリーで教えてもらったそうです。器用に指先でつまんだりするのも人間特有ですよね。指さしもできて、やっとつかまり立ちできるここちゃんの一連の変化は、どこかでつながっているようで面白い!  

○ジャネットもヒッポ第2世代のお一人、
さくちゃん10か月と3歳半の男の子のママさんです。「10か月のさくちゃんは、ぱちぱち、いないいないばあ、ん~いないいないばあ…もう何でもできる!お兄ちゃんと二人一緒に毎日遊んで楽しいみたい〜」と言っちゃうお母さんがステキです。そんな子ども達の変化を子どもの内側に入って、一緒に楽しんでいるお母さんの姿は、何かヒッポの多言語の活動と繋がるようです。
お兄ちゃん3歳の数の概念は、まだみたい。でも 「5人ウンチ出た」たくさんの意味で5を使ったりもする。でもいっぱいちょっと(手は5)って言うので、数はまだユラユラしているみたいです。すかざす先輩ママから「すこ〜し欲しい時はどうするの?」ママは即「ちょっとほしい時はないからわかんないな〜」。
物まねが得意な3歳は「おままごと」も大好きみたいです。
「コーヒーください」「ぷしゅー」「駐車けん入れてください」2歳の音真似もおもしろかったけど3歳の世界をもらう感じがして、面白い。

Second Genarationのお母さんたちパート2
こちらは東急地域です。
ということで…延々と続いていくのですが、今日はこの辺で。
最後に感想を…
今回のベベフィーの前に自動翻訳のニュースを見てちょっと落ち込んでいました。デパートでは15カ国語以上に対応する器機をたくさん導入して、オリンピック商戦に対応しているとのこと。最近は自動翻訳があるから多言語必要ないんじゃないかと主人に言われましたというお母さんもいて、それにどう答えていけばいいのか考えるところです。そんなニュースや最近の子どもやお母さん達の話題に何かすごく閉塞感をもってこの会場に来ました。そして2時間、お母さん達が見つけた子どもの変化やことばの獲得の様子を耳にするうちに、どんどん癒されていく自分がいました。そして、子ども達の言葉の獲得は、世界が広がっていく限りない可能性の世界であること、その見つけ方、分かり方がAIとは全然違うことを改めて思い知らされました。そしてその違いを見つけ出すお母さん達の眼。世の中に警鐘を鳴らすベベフィーがもつ大切な意味を見つけた気がしました。

ヒッポのメンバーになったばかりのさやちゃん1歳のハイハイがうまく撮れました。

では、また来月のベベフィーで。